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#73 初心者ドライバーがやりがちなNG運転とは?注意点を徹底解説

免許を取得した直後は、多くの方が「不安」や「怖さ」を抱えながら運転を始めます。慣れない操作から、初心者ドライバーは「NG運転」をしてしまうことも少なくありません。
一方、運転に慣れ始める数か月後には「気のゆるみ」が生じやすく、速度超過など別のリスクが高まります。

本記事では、初心者ドライバーがNG運転をしやすい理由や、特徴・注意点・具体的な防止策などを詳しく解説します。
安全運転の基礎をしっかり身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

初心者ドライバーが「NG運転」をしやすい理由とは?

初心者ドライバーがNG運転をしやすい理由には、大きく分けて「免許取得直後の緊張や不安による判断の難しさ」と、「数か月が経過して運転に慣れてきた頃に起きる油断」の2つがあります。
警察庁が公表しているデータでも、初心者は「運転を始めた直後」と「慣れてきた時期」でミスの傾向が異なることが示されています。

 

免許取り立て直後は「不安・緊張」で判断が追いつかない

免許を取ったばかりの初心者ドライバーは、運転に慣れていないことに加えて、「ぶつけたらどうしよう」「判断を間違えたら危ない」といった不安や緊張を強く感じています。
その結果、一つひとつの動作に意識が集中しすぎてしまい、周囲の状況を見る余裕が失われがちです。

本来であれば、前方の確認やミラーのチェック、速度の調整などをバランスよく行う必要がありますが、不安や緊張が強いと優先順位をうまくつけられず、判断が遅れたり迷いやすくなってしまいます。
こうした心理状態が、免許取得後の初心者にNG運転が起こりやすい大きな理由です。

 

免許取得から数か月後が経つと「慣れ」による油断が増える

運転に慣れてくると、不安や緊張は徐々に和らぎ、心に余裕が生まれます。
その一方で、「もう大丈夫だろう」「自分は運転が上手」という油断や過信も生じやすく、慎重さが薄れてしまうことがあります。

車の操作に慣れてくることで危険への意識が弱まり、確認を怠ったり、注意が散漫になったりする場面が増えるのもこの時期の特徴です。
また、制限速度を守る意識が甘くなる傾向も見られます。

こうした「慣れ」による気のゆるみは、不安や緊張によって慎重に運転していた初期の頃とは異なるリスクを生み出し、NG運転につながりやすい状態を作る要因になります。

 

初心者ドライバーがやりがちなNG運転とは?

初心者ドライバーがやりがちなNG運転には、いくつかの特徴があります。

ここでは、「免許取り立て直後」と「運転に慣れてきた頃」、それぞれの時期に見られる代表的なNG運転を紹介します。

 

免許取り立て直後のNG運転

わき見運転

初心者は周囲を確認しようとする意識が強すぎるあまり、1点を注視してしまう傾向があり、その結果、前方への注意がおろそかになるケースがあります。

 

急ブレーキ

慎重になりすぎると、危険を避けようとする気持ちからブレーキのタイミングが早くなったり、必要以上に強く踏んでしまうことがあります。

 

車間距離が安定しない

車間距離が安定せず、前の車に近づきすぎたり、逆に必要以上に離れすぎたりすることがあります。
不安が強いほど距離感の判断が難しくなり、結果として交通の流れを乱してしまう原因になります。

 

運転に慣れてきた頃のNG運転

速度超過

運転に慣れてくると、「このくらいなら大丈夫だろう」という油断が生まれやすくなります。
こうした過信は判断を甘くし、事故につながる大きな要因となるため注意が必要です。

 

思い込み右折・左折

右折や左折の場面でも「いけるはずだ」という思い込みが出やすくなります。
確認が不十分なまま「相手が止まるだろう」と判断してしまうケースは初心者に多く、運転に慣れてきた時期ほど気をつけておきたいポイントです。

 

不完全な一時停止

一時停止が必要な場面でも、慣れによる油断が生じやすくなります。
停止線の手前で完全に止まらず、そのまま流れで進んでしまうケースも少なくありません。
しっかり停止をしないと歩行者や自転車との接触につながる恐れがあり危険です。

 

NG運転を防ぐための注意点とは?

初心者のNG運転を防ぐためには、日頃から正しい習慣を身につけることが大切です。
なかでも視線の動かし方や速度の管理、一時停止といった基本動作は、事故を防ぐうえで欠かせないポイントです。
これらを意識して運転することで、安定した走行が可能になります。

ここでは、NG運転を防ぐための主な注意点を3つ紹介します。

 

必要な情報を見る「順番」を決める

視線の動かし方に慣れていないと、注意が散漫になり、結果としてわき見運転につながります。
初心者のうちは「前方→ルームミラー→前方→サイドミラー→前方」という基本的な視線の流れを意識することで、周囲をバランスよく確認できるようになります。

 

速度管理はこまめなメーター確認が重要

運転に慣れてくると、気づかないうちにスピードが上がってしまうことがあります。
速度超過を防ぐには、一定の間隔でスピードメーターを確認する習慣を身につけることが大切です。
特に直線道路では無意識のうちに加速しやすいため、こまめに速度をチェックして、速度超過をする前にはスピードを抑えるように意識しましょう。

 

一時停止や左右確認は「型」で覚える

一時停止の標識がある場所では、停止線の直前で完全に止まらなければなりません。
しかし、運転に慣れてくると、交通ルールを順守する気持ちが薄れてきて、停止が不十分なまま進んでしまうケースが見られます。
こうした状況を防ぐためには、「停止線の直前で確実に停止→左右の安全確認→もう一度前方確認→発進」という一連の手順を「型」として覚えることが効果的です。

他にも、自分の友人や家族などの他のドライバーがやっていないからといって、自分も悪い見本を真似するのではなく、他のドライバーがやっていないからこそ自分はやらなければ、という意識はすごく大切です。それは決してカッコ悪いことではなく、むしろ他のドライバーができていないことを自分はできる、という素晴らしいことなのです。

 

初心者ドライバーの「怖い・不安」を解消する実践方法

初心者ドライバーが抱える「怖い・不安」の感情は、運転に慣れていない時期にはごく自然なものです。
走行に自信が持てないうちは、些細な状況でも焦りやすく、その結果NG運転を招いてしまうことがあります。

ここでは、初心者が安心して運転に向き合えるようになるための実践的な練習方法をご紹介します。

 

親同伴で練習する

初心者ドライバーは、運転経験のある人が隣にいるだけでも、判断に迷ったときに落ち着きを取り戻しやすくなります。
運転免許を持っている親に同乗してもらい、アドバイスを受けながら練習をすることは、不安の軽減につながります。

 

交通量の少ない時間帯・場所からスタートする

運転に慣れるまでは、安全に試せる環境を選んで練習することが大切です。
たとえば、以下のような場所から運転をスタートすると、落ち着いて操作を確認できます。

 

  • 交通量が少ない時間帯
  • 広い駐車場
  • 見通しの良い道路

 

安全な環境で練習をすることで、基本操作をしっかり身につけることが可能になります。

 

同じルートを繰り返し走って「成功体験」を積む

知らない道を走ると、焦りからNG運転につながることがあります。
運転に慣れるまでは、できるだけ同じルートを繰り返し走ることで余裕が生まれ、周囲を落ち着いて確認できるようになります。
「同じ道を走る→操作に慣れる→視野が広がる」という流れで経験を積むことは、効果的な練習方法といえるでしょう。

 

正しい知識と練習でNG運転を防ごう

初心者ドライバーのNG運転は、免許取得直後の不安や緊張、そして慣れてきた頃の油断が原因で起こりやすくなります。
視線の向け方や速度管理、一時停止といった基本動作を正しく身につけ、段階的に運転経験を積むことで、こうしたミスは確実に減らせます。
親の同乗や安全な環境での練習など、小さな成功体験を重ねることが上達への近道です。
正しい知識と継続的な練習で、安心して運転できる習慣を身につけていきましょう。