卒業や進学を機に、運転免許を取得する人は多いです。しかし、公共交通機関が発達した都市部で暮らす人をはじめとして、免許を取得すべきか迷っている方は少なくないでしょう。今回は運転免許は必要なのかというトピックについて、免許取得に伴うメリット・デメリットとともに考えていきます。
目次
結局運転免許って必要?
運転免許を持つ必要性は人それぞれで、取得するかどうかという判断は、ライフスタイルや個人の価値観に大きく左右されます。ここでは、運転免許が必要だと考える人の意見と、不要だと考える人の意見をそれぞれまとめてお伝えします。ここで紹介する意見はほんの一例なので、参考として読み進めてください。
必要だと思う人の意見
運転免許が必要だと考える人の多くは、自由に移動できるという点や、非常時に車を運転できるという安心感をメリットとして挙げます。都市部以外では、公共交通の便が良くないケースも多く、自動車以外で移動することが現実的でないこともあります。また、買い物や旅行などで荷物を手軽に運べるというポイントを重視する人もいます。
いらないと思う人の意見
一方で、免許は不要だという意見もあります。都市部に住んでいる人の中には、公共交通機関が発達しているため、そもそも自動車が不要だと感じる人も少なくありません。また、免許取得にかかる費用や期間がネックになるため、わざわざ免許を取得しないという選択をする人もいるようです。
ご自身のライフスタイルを振り返ってみましょう
免許が必要かどうかは、人によって異なります。ご自身の生活を振り返って、車を運転することがあると感じたのであれば、免許を取得すべきだといえます。ただ、もし現時点で車を運転する機会がなかったとしても、生活の拠点が変わったり、子どもができたりといったライフステージの変化によって車が必要になることも十分あり得ます。必要になったタイミングでなかなか自動車学校に通えない可能性もあるため、時間的な余裕があるうちに免許を取っておくのはひとつの手です。
免許を取得するメリット
さて、ここからは、運転免許を取得するメリットを挙げていきます。その後にデメリットも挙げるので、免許を取得するかどうか迷っている方は両方を見た上で、免許を取得するかどうか判断してみてください。
車を運転できるようになる
もちろん、最大のメリットは自動車を自由に運転できることです。これにより、移動範囲が格段に広がり、また、時間に縛られず行動できるようになります。また、いざという時に車を運転できるという安心感も生まれるでしょう。
選べる職種の幅が広がる
求人を見てみると、運転免許が必要な職業が意外と多いことに気づくはずです。配送業や営業、さらには特定の専門職など、運転免許を持っていることが応募条件になる職種もあります。こうした職種に興味がある、あるいは選択肢に入れておきたいと考えている人にとって、免許を持っていることはひとつの武器となるでしょう。
身分証明書として使える
運転免許証は、公的な身分証明書として利用することができます。契約や証明書の発行、特定のサービスの利用時に身分証明を求められた場合、ほとんどは免許証を提示すれば事足ります。学生証や社員証、健康保険証は身分証明書としては不十分で、合わせて他の証明書が必要になることも多々あります。そのため、1枚提示するだけで身分証明がスムーズにできるというメリットは見逃せません。
免許を取得するデメリット
反対に、免許を取得する際のデメリットをここでご紹介します。2つのデメリットはどちらも、免許証を持つことそのものではなく取得時ネックになることなので、うまく工夫すれば乗り越えることもできるでしょう。
時間がかかる
運転免許を取得するためには、時間をかけて教習を受け、実技や学科を学ぶ必要があります。自動車学校での教習時間や試験の時間など、各段階で時間がかかるのは事実です。通学で免許を取得する場合、平均3ヶ月の期間を要します。特に、仕事や学校での活動が忙しい人にとっては、教習時間を確保することは難しいかもしれません。
費用がかかる
運転免許を取得するためには、費用がかかります。自動車学校での教習費用や試験の受験にかかる費用など、まとまったお金が必要になるため、それがハードルになってしまうケースもあります。ただ、自動車学校によってはローンを組むことができたり、学割をはじめとした各種キャンペーンの用意があったりするので、金銭面で免許の取得をためらっているのであれば、ぜひ活用を検討してみてください。
迷ったら免許を取得しておくのがおすすめ
結局のところ、運転免許を取得するかどうかは、「免許が必要かどうか」と、「時間やお金が確保できるか」で決めるのがベターだといえるでしょう。ただ、突然運転免許が必要になるシーンがあることを考えると、免許は取得しておくのがおすすめです。他にも、免許取得にあたって迷っていることや不明点があれば東山自動車学校までお問い合わせください。